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Songs for 人生を考えたいとき

AIN'T THAT JUST THE WAY

LUTRICIA McNEAL
渋いボーカルのR&Bシンガー、ルトリシア・マクニールの98年のヒットチューン、エイント・ザット・ジャスト・ザ・ウェイです。98年当時に勤務していたオフィスのFMのオンエアで初めて聴いたのですが、仕事しながら聴いていたからか、そのときは何故かスウェーデンのアーティストだと思いこんでしまっていました。今回のエントリーのために調べてみると、初めてチャートNo.1になったのがスウェーデンだったらしいので、そんな話のMCで勘違いしたのかも。オールドファッションなメロディに乗って、ちょっと気怠く、そしてソウルフルなシャウトも交えながら淡々と流れるボーカルがとても気持ちいいナンバー。この曲だけ欲しくてiTunesMusicStoreで待ってるんですけど、AVEXだからか、なかなかアップされないのが×××なんよねー。山下達郎氏がいつかカヴァーしそうに思えて仕方ない楽曲なのですが、もしかしたらもうしてたかな?

♪from Lyrics

My Side of TownMy Side of Town
Lutricia Mcneal

Unknown Label
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Everybody's Changing

KEANE
昨04年の夏に802でこれでもかというぐらいよくオンエアされていたエブリバディ・チェンジング。キーンというバンド名を覚える前にサビのフレーズを覚えてしまうほどよく聴きました。何度聞いても飽きないちょっと寂しげなボーカル&メロディラインと、新人と知ってちょっと意外な感じの落ち着いた上品なサウンドが印象的な楽曲。キーンは、デビューアルバム「ホープス・アンド・フィアーズ」が03年いきなり全英1位を獲得したUK久々の大物新人として04年に日本デビュー。富士ロックにも出演していたと思います。今年になってからはあんまり名前を聞いてませんが、今後が楽しみなバンドです。昨夏はある仕事に没頭していた時期だったのですが、この曲を聴くとあの熱かった夏の夜を思い出します。

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B0001Z2RUKHopes and Fears [Bonus Track]
Keane

Island 2004-05-10
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All by Myself

Eric Carmen
昨晩、久々に明け方近くまで痛飲してしまったのですが、最近声域が拡がっていると噂の中古車輸出商社のM社長が、懐かしい一曲を熱唱してくれました。エリック・カルメンの75年のヒットナンバー、オール・バイ・マイセルフ、カラオケで久々に聴いてもやはり名曲です。何でまたなんな懐かしい選曲をと聞けば「ブリジット・ジョーンズの日記」にこの楽曲が使われてるとのことで映画観てなかったもんで知りませんでした。そういえばこの曲は少し前にセリーヌ・ディオンもカバーしてましたね。ポップロックとかシティロックとかいうカテゴリーの源流のようなアーティストがエリック・カルメンで、この人の活躍がその後の80年代に一大ブームとなったAORサウンドの礎となったような気がします。

♪from Lyrics Search Engine

B00006BGNYベスト・オブ・エリック・カルメン
エリック・カルメン

BMGファンハウス 2002-10-02
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Owner of a Lonely Heart

YES
70年代に盛り上がったプログレシーンでクラシックとロックを融合させたやや難解な音楽性で活躍していたイエスが、インド人もビックリなイメージチェンジで83年に放ったヒット曲ロンリーハート。80年代初めのムーブメントだったテクノっぽいサウンドの底流には、例えばキーボードなどでプログレの第一人者だった残照を感じなくはありませんが「イエスってこんな曲もやるんや」というのが正直な感想でした。イメチェンの理由はトレヴァー・ホーン(今週はこの人よく登場します)がメンバーに加わったことにあるのは歴然で、ホール&オーツからR&Bテイストを取り除いたようなポップサウンドでAORと言ってもおかしくない感じ。このナンバーで彼らの長いキャリアで初めて全米No.1に輝いたというのも意外というか納得というか、大人のポップソングと言いたい名曲でした。カルロス・ゴーンが日産に来て初めてのニューモデルだったバサラのCMでも印象的に使われていました。

♪from Lyrics Search Engine

90125
Yes

Japanese Import 1990-10-25
売り上げランキング : 28,835

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Against the Wind

Bob Seger
渋い!なんといってもこの人は声ですね。アメリカ中西部の匂いがプンプンするシンガーソングロンクンローラー、ボブ・シーガー80年のアゲンスト・ザ・ウインドです。邦題の「奔馬の如く」も上手い。バックボーカルにグレン・フライ、ドン・ヘンリーの両巨頭とともにティモシー・シュミットも参加していて、この当時のロックシーンの良さというかアメリカンロックが黄金期だったんだということをあらためて実感します。「流れ者のような過去を乗り越え、俺はまだ風に向かって走ってるんだぜィ」とみたいなメッセージを、このようにカッコよく音楽で表現できるところがボブ・シーガーの素晴らしさで、大学生の頃に聴いて元気づけられた曲なんですが、今のこの歳で聴いても深い。2004年にジャクソン・ブラウンやZZトップなんかと共に無事ロックの殿堂入りされたようでよかったです。

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グレイテスト・ヒッツ
ボブ・シーガー

東芝EMI 1994-11-30
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Stay

Jackson Browne
ウエストコーストというジャンルの音楽をその存在で体現する中心的アーティストであり、70年代のアメリカ最大の詩人とも評されるジャクソン・ブラウン。77年発表のアルバム「孤独なランナー」のラストを飾る名曲ステイです。アルバムコンセプトがとてもユニークで、いわゆるライブアルバムなのですが、ステージでのパフォーマンスだけでなくツアー移動中のバスの中で爪弾くようなシチュエーションでのナンバーがあったりして、ミュージシャンとして生きている日常(つまりライブですね)をまとめてメッセージとして表現しているところが、まさにジャクソン・ブラウンという人の真摯な才能であり真骨頂です。アルバムではこの前の曲であるロード・アウトからのメドレーなんですが、この2曲の歌詞とつなぎ方が本当に素晴らしい。「今日はここで出会えてよかった、あなたが明日目覚めて新しい朝を迎えた頃僕たちはバスに乗って全然違う街にいる、そんな風にして人生は続いていくんだね...」みたいなロード・アウトの毅然としたエンディングから引き続き「でも、もう少し一緒にいて欲しい、もう一曲一緒に過ごしたい、プロモーターも組合もきっとOKだし...」と始まるステイの温かみ。この曲を初めて聴いたのは高校3年の頃か翌年大学に入った年だったかで歌詞の意味などはわかっていなかったのものの、メロディ、ボーカル、アレンジ、そして(ステイ自体は彼の作品ではないのですが)楽曲全体が持つキャラクターから伝わるものがあって、心が洗われるような感じがしたのを覚えてます。この前年に奥さんの自殺という出来事があったのに(もしくはあったから?)、こんなにも淡々と着実に音楽を通じて自分自身を表現できるところが彼のすごさであり、現在まで継続して尊敬を集める理由なのだと感じ入ります。この当時から比べると、経済が社会の仕組みの中心であるかのように時代も大きく変わりそんな社会で大人として毎日を送るようになりましたが、世の中に出て行くまでの若い時期に(彼が歌に込めた思いの全てを理解できてはいなかったとしても)このような音楽をリアルタイムで聴くことが出来たことは、僕にとって非常に幸運だったと思います。

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Runnin on Empty
JACKSON BROWNE

Wea/Elektra Entertainment 1990-10-25
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Everytime You Go Away

Paul Young
56年生まれですから僕より少し上ですが、まあ同世代とも言える歌のとびっきり上手いポール・ヤングの85年のヒットチューンです。ブルー・アイド・ソウルの肩書きが納得の渋いボーカルで、本家ブルー・アイドのホール&オーツの名曲カバーです。ポール・ヤングバージョンはイントロのジェット機のSEがちょっと演歌的演出で泣かせます。彼のボーカルのキーワードは「情熱」。とっても熱い心意気をブルージーに歌い上げるところが、ブルー・アイド・演歌ってところです。個人的には、どちらのバージョンもちょっと思い入れのあるナンバーで、いつ聴いても感じ入るところがあったりします。ポール・ヤングは喉を痛めたりして(=説得力あるエピソードです)少し第一線から退いていた時期もあったようですが、ネルソン・マンデラのトリビュート・コンサートに参加したりして、着実に活動は続けられてるようですね。

♪from Lyrics Search Engine (←Paul Young版ではないのですが...)

Secret of Association
Paul Young

Sony 1998-05-11
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Whiter Shade of Pale

PROCOL HARUM
自分の勝手な感想とはいえ、こういう風な批評めいた文章を俺なんかが書いていいのかと思う曲があるのですが、このWhiter Shade of Paleなどはその代表のようなナンバーです。プロコル・ハルムのデビュー曲として発表されたのが67年なので僕は小学校に入学したばかりで当然リアルタイムでは知らないのですが、音楽的モノゴコロがついてから初めて聴いたときには、その格調の高さに圧倒されたというか神々しさに直立不動になったというか、とにかく独特の世界観ともいえる音楽性に打ちのめされたという感じでした。ゲイリー・ブルックはバッハと「男が女を愛する時」に影響を受けてこの曲を書いたらしいのですが、イントロのオルガンから始まる叙情的でスケールの大きいこの曲は、心が落ち着くようでもあり涙が出そうな感じでもあり、いつ聴いても不思議といろんな琴線を刺激してくれます。内外の多くのミュージシャンがカバーしていますが、桑田佳祐さんが2004年末のAAAコンサートで想いをこめて歌い上げておられたのが印象的でした。

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青い影
プロコル・ハルム

ビクターエンタテインメント 2001-02-07
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Light My Fire

The DOORS
71年にジム・モリソンの突然の死によって活動に終止符を打ったドアーズ最大のヒット曲であり、今でもロック・スタンダードの名曲として輝く「ハートに火をつけて」。ドアーズの実質的な活動期間は67年からで当時小学生だった僕はリアルタイムでは知らないのですが、その後彼らの音楽を聴いたり映画(メグ・ライアンも好きなもので)を観たりして感じるのは、やはり60年代という時代が生み出したバンドでありこういう人達はもう現れないだろうなということ。サイケな音楽に超難解な歌詞をのせてセクシーに歌うというスタイルは、若者が思想性を求めて成長していくのを望む時代でないと生まれないし、また受け入れられないと思います。それだけにいつ聴いても新鮮で永遠性を失わない、というパラドックスも因果な感じがします。UCLA映画学科でフランシス・コッポラと並ぶ有望株だったというジム・モリソンが、その全存在を問いかけたライブはさながら宗教儀式であり、ロックミュージックが内包すべきひとつのディテールの源流でもあったのがドアーズというプロジェクトでした。

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Live in Hollywood - Aquarius
The Doors

Elektra 2003-01-06
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ドアーズ
バル・キルマー メグ・ライアン オリバー・ストーン
ジェネオン エンタテインメント 2000-02-10


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I Shall Be Released

The BAND
ザ・バンドと聞けばボブ・ディランを思い出しますが、バックバンドからスタートしたミュージシャンでここまで伝説的な足跡を残した人達は他にいないのでは、と思うほどのビッグネームです。アメリカ南部の少し泥臭いというかヒューマンな匂いのするサウンドで、軽い気持ちで聴いてはいけないんだ!といつも身構えてしまうのですが、いずれにしても聴き応えのあるバンドです。このナンバーは、中学生の頃からよく通っていたK楽器(=貸しスタジオ付きの楽器屋さん)で、3つくらい年上の当時高校生だったS先輩がフォークギターで弾き語りで聴かせてくれて知ったのですが、S先輩のキャラクターがシリアス系だったんで妙にハマっていて子供心に感動した覚えがあって、The Weightも彼らの代表曲ですが、個人的には、ザ・バンド=I Shall Be Releasedというイメージなんです。

♪from Lyrics Search Engine

Music from Big Pink [Bonus Tracks]
The Band

Emi 2001-08-20
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About

好きな洋楽ナンバーについて感想を綴ったブログのアーカイブです。2004年から2005年にかけては一日一曲アップしてましたが、その後飛び飛びになってフェードアウト...現在は各曲のYoutubeムービーのリンク切れだけをたまーにメンテナンスしていますが、新しい記事のアップは休止中です。

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