Simon & Garfunkel
70年代前半から日本でもフォークロックというジャンルが台頭し、やがて確立され、そして現在のJ-POPへと繋がってきたと思うのですが、そのフォークロックの源であるサイモンとガーファンクルの名曲。彼らの音楽は、知的で清楚なハーモニーと美しいメロディーがその背骨であり、社会性の高い哲学的とも言える詩が肉体だと思います。そういう音楽性であるがゆえややシリアスなイメージがあるけれども、とにかく名曲があきれるほど多いデュオで、Scarborough Fair/CanticleやSound of Silence、Bridge Over Troubled Waterなどは100年経ってもどこかの国の音楽の教科書には必ず載ってるという感じで永遠に残るんやろうなあ、と思ったりします。この曲は、埋もれていた民謡をポール・サイモンがアレンジして世に送り出したらしいのですが、ちょっと切ない、でも耳の奥に残る独特な世界を醸し出してます。「カタツムリになるならスズメになりたい、釘になるよりは金槌になりたい...」という単純な比喩が、人生の秘密のヒントなんでしょうか。
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Carole King
中学3年生の時同じクラスだった女の子がキャロル・キングの大ファンで、強烈なレコメンドとともに貸してくれたのが、この曲の収録された不滅の名盤Tapestry、邦題でも有名な「つづれおり」でした。アップテンポな1曲目のI Feel The Earth Moveから続く美しくて悲しいバラードです。セリーヌ・ディオンやマンハッタントランスファー、フェイス・ヒルなどによる同名のリスぺクトアルバムでは、ロッド・スチュワートが渋く歌い上げていたナンバーで、確かレガシーのCMでも上手く使われていたと思います。アルバムとしては、初めて聴いた子供のとき、社会人になった頃に聴いたとき、30代半ばになって聴いたとき、そして今聴いたときと、いつの年代でも珠玉作の詰まった名盤という感動は変わらないのですが、人生経験を重ねるほど、タイトルのように、楽曲のひとつひとつが深く味わえるような気がします。
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KISS
KISSなら当然ライブ。それも1枚目の「ALIVE」が文句なくベストだと思いますが、この曲も捨てたものではない。1回落ち着いたというか落ちたというかの時期に作ったのかなあ、と考えてしまう詞と、ポール・スタンレーの最後の台詞調のパートに、何故か元気づけられます。そうやよなあ、Rock'nRollがあるもんな...という感じ?
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Neil Young
関空を望む海沿いで大渋滞中に、久しぶりにあのちょっと悲しいハーモニカを聴きました。
このエントリー書くのに調べてたら、ジェームス・テイラーやリンダ・ロンシュタットが参加してるっていうのを初めて知ったけど、やっぱり70年代の代表曲ならでは。声とは裏腹に、男の歌です、ニール・ヤングは。
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