PROCOL HARUM
自分の勝手な感想とはいえ、こういう風な批評めいた文章を俺なんかが書いていいのかと思う曲があるのですが、このWhiter Shade of Paleなどはその代表のようなナンバーです。プロコル・ハルムのデビュー曲として発表されたのが67年なので僕は小学校に入学したばかりで当然リアルタイムでは知らないのですが、音楽的モノゴコロがついてから初めて聴いたときには、その格調の高さに圧倒されたというか神々しさに直立不動になったというか、とにかく独特の世界観ともいえる音楽性に打ちのめされたという感じでした。ゲイリー・ブルックはバッハと「男が女を愛する時」に影響を受けてこの曲を書いたらしいのですが、イントロのオルガンから始まる叙情的でスケールの大きいこの曲は、心が落ち着くようでもあり涙が出そうな感じでもあり、いつ聴いても不思議といろんな琴線を刺激してくれます。内外の多くのミュージシャンがカバーしていますが、桑田佳祐さんが2004年末のAAAコンサートで想いをこめて歌い上げておられたのが印象的でした。
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