Albert Hammond
英語の原題よりも邦題の「カリフォルニアの青い空」と言うほうがピッタリきます。基本的には明るいポップなナンバーなのですが、メロディがやや寂しげに感じられるのは、歌詞の内容が「747に乗ってカリフォルニアに来たけど、カリフォルニアのあまりの明るさで虚無感にとらわれて、家に帰りたくなった...」という意味あいの歌詞(英語力あまりないのでニュアンス違ってたらゴメンチャイ)のせいでしょうか?フラワームーブメントなどで新しい価値観を作り出そうとして結局挫折した西海岸コンセプトは、やがてホテル・カリフォルニアの「いやになったらいつでも出て行けるけど決してそうはできなくなってしまう」退廃へと繋がっていくのですが、この曲がすでにそういう精神性を暗示していたような気もします。とはいえ、時代を代表する名曲であることは確かで、「ああ、久しぶりに聴きたいな」と、つい思い出すような歌です。この人の楽曲には「落ち葉のコンチェルト」など、邦題が上手いのが多いですね。
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Comments [2]
No.1匿名氏さん
失業し、恋人にも去られ
自信も失った
オファーはあったけどどっちが正解なのか
わからなかっただけなんだ
故郷の人には僕を見たなんて言わないでくれ
ヤツはあと少しのところだったんだ、と言ってくれ
南カルフォルニアに雨は降らない
まことしやかにみんな話してた
でも一度ふれば
それはそれはひどいどしゃぶりだったよ
No.2日々一曲野郎さん
匿名氏さん、訳つけていただきありがとうございました。
ちょっと哀しげなのはやっぱりこういうことなんですね。
(サイト移行でアップさせていただきました、遅れてスイマセン!)