Linda Ronstadt
70年代のアメリカの歌姫とくればリンダ・ロンシュタットということで異論はあまり無いように思います(ちなみには80年代はマドンナかホイットニー・ヒューストンかが難しい!)。ホテル・カリフォルニアの2コーラス目に出てくる「メルセデスに乗ってて、とってもカワイイ声をしてて、すぐに友達を呼びつける彼女」はきっとこの人がモデルだとも思います。ということでデスペラードも捨てがたいのですが、77年のヒットナンバーからイッツ・ソー・イージーを。これってバディ・ホリーのカバーだったというのは知らなくって、自信たっぷりの迫力ボーカルと相まっててっきり彼女のオリジナルだと思ってました。姫は姫でも西海岸のゴッドねえちゃん的存在で、その時々に勢いのあるコンポーザーの曲を採り上げてきたというのは有名ですが、こういう大御所の曲も歌ってたんですね。社会人現役ベーシストのA君が最近仕入れたDVDで彼女とイーグルスが共演してるシーンがあって、我々の世代には超お宝映像でした、A君ありがとう!ところで、このアルバムと前作のHasten Down the Windのジャケット、なんで2枚続けて下着なのかしらん?
(この曲が無かったので↓こちらの名曲を)
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(↓これも何故下着か?)
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KOOL & The GANG
クール・アンド・ザ・ギャング81年のヒットナンバーで、今でも例えばMLBやNFLなどの試合中のちょっとしたブレイクタイムで流れたりするセレブレーション。CoolではなくKoolで(タバコのクールと同じ)これはリーダーのニックネームからのようです。野球で例えるのも変ですがアース・ウインド・アンド・ファイヤーがジャイアンツなら彼らはタイガースといった感じで、正統派カリスマアーティストがいたかいなかったかの差はあるものの、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの流れを汲むホーンオリエンテッドの賑やかファンキーソウル的なジャンルは両者によって確立されたように思います。ちょっと宗教的な匂いもするアースと違い、クール・アンド・ザ・ギャングの場合はこの曲に代表されるような聴いていて理屈抜きに楽しめるサウンドが身上で、パーティーサウンドとも評されるこういうナンバーを例えば誕生日なんかに大音量で聴くのもいいもんです。また、バラードも上手かったのもアースと同様ですが、JoannaとかCherishとか甘め(この頃の表現で言えばスイート&メロウ)だったのも彼らの特徴でこのあたりもやっぱりパーティサウンドだったわけですね。
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Sheena Easton
81年のデビューでいきなりブレイクしたシーナ・イーストン。このデビュー曲と次作モーニング・トレインは、当時ホントにどこでもよくかかってました。知的な風貌や歌声で正統派ポップシンガーというイメージが強く、同じ頃のMTVでレオタードで頑張っていたオリビア・ニュートン・ジョンとポップクイーンの座を争っていたように思います。オリビアのデビュー以来の変貌ぶりもしたたかでしたが、この正統派歌姫も低迷期打破となったのはL.A.&ベイビーフェイスのプロデュースによる大イメチェンでしたね(プロモート的には完全に「プリンスの女」みたいな....)。途中007のテーマソングも歌ったりして、進化しながら着実にキャリアを重ねているところはさすがです。
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NENA
締め切りに追われて鬼のような顔つき(だったと思う)で黙々と企画書を書いていたら、FM802からなんとも懐かしい「ロックバルーンは99」が流れてきました。独特の軽快なビートが張りつめたアタマを明るくほぐしてくれたような感じがします。84年に発表されたこの曲、ドイツ語で全米No.1を獲得した画期的なナンバーで、ベルリン出身の5人組は瞬く間に世界的なトップポップバンドになったのでした。他の曲はあまりよく知らないのですが、とにかく当時ホントによく流れていたこのナンバー(英語バージョンの方)、ちょっとテクノっぽくまたちょっとパンクっぽくもあって、軽快なキーボードのリフと英語を舌っ足らずに歌う個性的なボーカルが心地いい。一度聴けばすぐに耳に残る、80年代が懐かしくなる良質のポップソングですね。その後あんまり名前を聞かなくなって一発屋的なイメージですが、ドイツ語のオフィシャルサイトなんかもしっかりあって、まだまだご健在のようでなによりです。
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Chicago
小さなルール、というのが結構重要なこともありまして、このサイトのアーティスト名表記は「個人の場合は頭文字だけ大文字」「グループの場合は全部大文字」というのを原則にしてるのですが、シカゴの場合はChicagoと書く方がピッタリきます。これは延々と続いたアルバムジャケットのロゴマークからだと思いますが、ロゴは同じでもこの長寿バンドの音楽は時代によって全然違うイメージになるのが驚きです。で、70年発表のこのナンバー、当時のロックチューンということで歌詞はやや政治的であり、ホーンセクションとアレンジも少しノスタルジックですが、今聴いてもやっぱり名曲です。80年代になってからピーター・セテラのハイトーンボーカルにのせて泣かせてくれたHard to Say Im Sorryが同じバンドだとは思えませんが(ビル・チャンプリンが入ったりでメンバーが変わっていったりしてて結局はバンドもヒトなり?)、長くやってるとストーンズのように基本的に変わらないバンドと、シカゴのようにどんどん変わるバンドがあるというのも面白い。結構カラオケで歌いやすい曲なので、同席者の年齢層によっては盛り上がります。
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The AVERAGE WHITE BAND
大学の3年か4年頃だったと思うんで、80年代アタマの曲です。これもクルマでよく聴きました。当時はAOR(Adult Oriented Rockですね)の1ジャンルとしてブラコン(こちらはブラック・コンテンポラリー)というのが一世を風靡してたので、初めてこのサウンドを聴いた時は黒人バンドだと思いこんでたのですが、全員白人という意外な構成。なるほど、「平均的白人バンド」というネーミングもウィットたっぷりで洒落てますね。聴いてると体が動いてウキウキしてくるこういうサウンド、懐かしいです。
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Diana Ross & The SUPREMES
ダイアナ・ロスの声もピチピチで、「恋はあせらず」という邦題も初々しくて、歌詞も「ママに聞いたらこう言われたの....云々」で、まさにキュートという概念を音楽にしたらこうなりました、という感じのホントにかわいいナンバーで大好きです。80年代になってフィル・コリンズがソロでカバーしたときはちょっとインパクトありましたけど。それから、このアルバムってなんと764 円(税込)!なんですね。昔の名曲入りCDの価格がどんどん下がっていてウレシイ限りです。
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J. GEILS BAND
「堕ちた天使」という邦題で、「男性雑誌(PLAYBOY?)を見ていたら、センターグラビアに憧れていた女の子がヌードで載ってた!」というストーリーのロックンロール。下着姿の女の子が学校の教室で大挙して踊り出すというプロモーションビデオがあっけらかんとしていて、曲調ともピッタリあってて面白かったです。Jガイルスは、ComeBackもそうですが、とにかく理屈抜きのシンプルでノリの明るいサウンドが持ち味で、ブリティッシュ系とは対極なイメージ。ぜひ一度ライブで見てみたかったなー。ビールか何かのテレビCMでも最近使われていましたが、軽い酒飲みながらリラックスしてアップテンポを聴きたいときなどに、ばっちりハマるバンドです。
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Amiel
番外っぽいナンバーですが、曲自体も、802のゲストで出演していたときの感じもGOODだったのと、CD買ったんで書いてみました。声のイメージとジャケットの顔が違うような気がして、ちょっと戸惑いが。このラブソングは、アコースティックできれいな曲です。もし日本人になったら、つじあやのかな。
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