Janet Jackson
ご存じマイコーの妹さんですが、今や風前の灯?...の兄に替わってアメリカンポップスターの座にどっしり君臨する彼女の、01年リリースのアルバムからのシングルカットです。アメリカの「ベンチュラ・ハイウェイ」のアコースティックのリフをサンプリングしたとっても爽やかで軽快なポップソング。ジャネットのボーカル(声質)にもあって、初夏のハイウエイで聴きたい曲です。デビュー当時こそマイケルの妹というだけでパッとしなかった彼女ですが、ダンス+ブラコン+AORのような独特のサウンドを徐々に築いていってついに今の座に....という、ある意味ポップ界のキャリア・ウーマン的バイオグラフィで、うーんやっぱりいろいろ努力しはったんやろうなというイメージで応援したくなるアーティストです。どんなシーンにも合うような洗練されたナンバー満載のアルバム「オール・フォー・ユー」のカヴァー写真もキュートでグッドやし。
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The Pretenders
邦題がいいなと思う曲はあまりないのですが、この曲はOK!79年プリテンダーズのヒット「愛しのキッズ」です。現在も活動中なので結構長いキャリアですが、僕の場合プリテンダーズのイメージはこの曲のイントロのギターで凝縮されているというか他にはあまり知らないというか、とにかくこのギターの音が最高にカッコいいっす。サウンドもポップ+パンク+ロックンロールという感じでご機嫌だし、なんかセクシーなボーカルのゴッド姉ちゃんクリッシー・ハインドもスタイリッシュでよかですね。活動休止やメンバーチェンジを繰り返しながらも四半世紀にわたってロック界で生き残るのはすごいことだと思います。
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Don Henley
2004年のイーグルス日本公演でも演奏されたボーイズ・オブ・サマー。84年リリースのドン・ヘンリー2枚目のソロアルバムに収録された名曲です。この時期は解散から2年経ってソロ活動もアブラがのってきた感じで、この曲はMTVでもよく流れてました。モノクロの海と男の子の映像がアップテンポだけどどこかもの悲しいメロディにぴったり合っていて、今にして思えば、あの西海岸幻想が崩壊した後の80年代風ウエストコーストサウンドを当事者であった彼が表現したような気もします。声が独特でこのころはちょっと不良っぽい風貌も相まってセクシーなイメージでしたが、昨年大阪ドームで観たときにはアブラがのってしまったという感じの円満な風貌とコスチュームが「時は流れて」という印象で、我が身も顧みさせてくれました。
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Kenny Loggins
ロギンス&メッシーナから独立後、この人は映画とのかかわりで超ビッグビジネスを展開しました。ケニー・ロギンスといえばこのデンジャー・ゾーンとフット・ルースがまず思い浮かびますが、ロッキー4やオーバー・ザ・トップにも参加していて、サントラの王者とでも形容したい活躍ぶりです。どの曲もそうなのですが、ケニー・ロギンスの楽曲はリラックスしながらもノリがあるとでも表現したらいいのか、大人向けのポップロックというイメージがあります。トム・クルーズが好きでメグ・ライアンも好きなんですが、トップガンは二人ともまだ大物前夜というポジショニングでそこが今見るとまた新鮮ですね。ケリー・マクギリスの艶っぽさとトム・クルーズの真っ白なブリーフが印象的でもありました....。
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Gilbert O'Sullivan
不朽の名作といっても許される曲のひとつが、72年発表されたギルバート・オサリバンのアローン・アゲインでしょう。ちょうど洋楽に目覚めだして、深夜ラジオ(大阪ABCのヤングリクエスト、通称ヤンリク)をものすごく新鮮な世界に感じていた頃のヒット曲でホントによくかかっていたのでそういう意味でも印象深い曲でもあります。アイルランド出身とのことで、オーセンティックな作風から勝手にイギリスの人だと思ってたのですが、当たらずとも遠からずかな。この曲などまさにそうなのですが、いかにもポール・マッカートニーが作りそうなナンバーですし。子供だった頃のヒット曲であり、子供だった頃のビッグネームでもあり、また80年代に入ってからはあまり名前を聞かなくなっていたので、既に引退されたと思ってたら、どっこい大間違いで、21世紀になってからも来日公演があったようで失礼しました。でも、エバーグリーンという言葉を音楽で使わせてもらうとしたら、僕にとってはまさにこのアローン・アゲインがそのものです。
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Rick Springfield
僕が大学出て就職した80年代初頭~半ばにかけて、音楽シーンに時ならぬオージーブームみたいなのが巻き起こりまして、エアサプライやリトルリバーバンド、インエクセスなどのバンドがチャートの上位に躍り出ていたのですが、リック・スプリングフィールドは貴公子然としたルックスでアメリカでは女性ファンが中心のアイドル的ポジショニングのオージーロッカーでした(ちょっとニュアンスが違うかも知れませんが、ボンジョヴィみたいな感じ?)。メディアもそのあたりにはやっぱり敏感のようで、映画やテレビドラマでも活躍していたんですね、知らなかったけど。日本でもアーティストというよりはタレント的なプロモートだったような覚えがあって、当時はあんまり音楽性とかを語る対象ではなかったような気がするのですが、82年にはちゃんとグラミーを取ってたんですね。ブルース・スプリングスティーンをPOPにしたような彼のナンバーは、クルマで聴くには最高でした。このドント・トーク・トゥ・ストレンジャーとともに、ジェシーズ・ガールもよかったです。
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BOSTON
78年に発表されたボストンのセカンドアルバムのタイトルチューン。オーバーダビングやミックスを繰り返していそうなのに美しい透明なサウンドなのが印象的な名曲です。なにしろ発売時の「驚異の新人!」というプロモーションがものすごく、当時さっそく購入した友人A君のところで聴いたのですが、触れ込みに違わぬものすごい分厚いギター+クリアーなボーカルにびっくりしたのを覚えています。アートワークも宇宙的な独特のサウンドをうまく表現していてピッタリですね。リーダーのトム・ショルツはMIT出身の超インテリギタリストで自宅に最新機材満載のレコーディングスタジオを(デビュー前から!)持っていたらしくて、さながらエンジニアリング・ミュージシャンといったところ。不思議なサウンドも彼の凝りようがなせる技のようです。もう解散していると思ってたのですが未だ活動中ということで、アルバムリリースが76年以来4枚だけ!というのも驚異的なバンドです。凝ったサウンドづくりをアメリカ人がやると、(UKとはひと味違って)こういう音楽になるんだなあと思います。
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a-ha
80年代はそれまでのFMラジオに替わってMTVが音楽メディアの盟主として君臨した時代でしたが、そのような「映像+音楽」というスタイルが浸透しはじめた85年、驚くような斬新な映像で登場したのがa~haでした。絵本を眺めていた女の子が登場人物の男の子に誘われて本の中に入っていき...というボーイ・ミーツ・ガールの物語が、実写とイラストを融合させたスピード感たっぷりの映像に乗って展開されるのですが、はじめて観たときの衝撃というか「なんてカッコいいんや!」とびっくらこいたのを今でも思い出します(ノルウェイのバンドだというのにもオマケ的に驚きました)。もちろんイントロの「トゥトゥトゥットゥトゥトゥ....」という印象的なリフ、高低の音域を駆使するクールなボーカル、覚えやすいキャッチーなメロディとどれもが一級品のポップミュージックなのは確かなのですが、やはりあのビデオクリップとの相乗効果が大ヒットに繋がったように思います。今ならCGを使ってもしかしたら家庭のパソコンでも作れるかもしれないんですが、この当時(Machintoshが世界初のパソコンとして発売されたのが84年)このような着想を持ったことにも感服しますし、(おそらく)ディテールは手作業で実現させたクリエーターにも脱帽!ということで、映像の話ばっかりになりましたが、音楽的・商業的にも画期的だったa~haは今でもしっかり活動しているようで、そういうのにもリスペクトです。
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Steve Winwood
大学2年の時に「むっちゃカッコええから聴きに来い」と誘ってくれた友人(関係ないけど当時のいわゆるポパイ少年でした)の四畳半の下宿で初めてこの曲を聴いて、スティーヴ・ウインウッドを知りました。シンセを駆使したスタイリッシュなサウンドなのに、その声からか人柄からか、なんか人間味を感じるナンバーで、この曲だけでなくアルバム全体を通して感じる清々しさが印象的な人です。デジタル・インストゥルメント中心のアレンジですが、抑えめのギターのリフが渋く効いていたり、ダブルトラックのボーカルが微妙にズレていたりしているところが、心の琴線に響くのかなあ?天気のいい日に、ゆっくり海岸沿いをドライブしながら「I need my love to translate!」と一緒に歌いたいナンバーです。
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JAMIROQUAI
iPODを使うようになってからあらためて聴いてみることができたアーティストのひとつがジャミロクワイで、ヒットチューンを何となく知ってる程度だったんですが、UKのバンドだったんですねぇ、意外。音楽性だけでなく声もスティービーワンダーそっくりなんで、てっきりニューヨークあたり(=ちょっとジャズの匂いもするんで)のスタジオミュージシャンが結成したような思い込みをしてました。ファーストアルバム収録のこのナンバーは、タイトルは知らなくても一度はラジオか何かで聴いたことがあるような(CMでも使われてたように思う)、ファンキーでクールなナンバーです。アルバム全体としてもスタイリッシュにまとまっていて、マット・ビアンコのファンク版、という感じでなかなかリラックスして聴けてGOODです。バンド名はアメリカ先住民関係の言葉らしく歌詞にもそのようなメッセージがあるとのことで、軽いダンスミュージック以上の何かを秘めた人たちのようです。しかし、スティービーに似てるよなぁ...(批判ではありません)。
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