BOSTON
78年に発表されたボストンのセカンドアルバムのタイトルチューン。オーバーダビングやミックスを繰り返していそうなのに美しい透明なサウンドなのが印象的な名曲です。なにしろ発売時の「驚異の新人!」というプロモーションがものすごく、当時さっそく購入した友人A君のところで聴いたのですが、触れ込みに違わぬものすごい分厚いギター+クリアーなボーカルにびっくりしたのを覚えています。アートワークも宇宙的な独特のサウンドをうまく表現していてピッタリですね。リーダーのトム・ショルツはMIT出身の超インテリギタリストで自宅に最新機材満載のレコーディングスタジオを(デビュー前から!)持っていたらしくて、さながらエンジニアリング・ミュージシャンといったところ。不思議なサウンドも彼の凝りようがなせる技のようです。もう解散していると思ってたのですが未だ活動中ということで、アルバムリリースが76年以来4枚だけ!というのも驚異的なバンドです。凝ったサウンドづくりをアメリカ人がやると、(UKとはひと味違って)こういう音楽になるんだなあと思います。
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