Van Halen
78年、ヴァン・ヘイレンのデビューヒット。オリジナルのKINKSバージョンもこの曲で知りました。おなじみライトハンド奏法が醸し出すギターのドライブ感と、押し殺して始まりシャウトでクライマックスのボーカルの小気味よさが、スカッとさせてくれます。当時僕は高校生でしたが、エドワード・ヴァン・ヘイレンとデビッド・リー・ロスって高校の同窓生なんですね。すごい高校、一緒に通学したかった。
(ついに日々一曲時代から続いてきた「1アーティスト1曲」が途切れてしまったけど、まあいいか)
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LUTRICIA McNEAL
渋いボーカルのR&Bシンガー、ルトリシア・マクニールの98年のヒットチューン、エイント・ザット・ジャスト・ザ・ウェイです。98年当時に勤務していたオフィスのFMのオンエアで初めて聴いたのですが、仕事しながら聴いていたからか、そのときは何故かスウェーデンのアーティストだと思いこんでしまっていました。今回のエントリーのために調べてみると、初めてチャートNo.1になったのがスウェーデンだったらしいので、そんな話のMCで勘違いしたのかも。オールドファッションなメロディに乗って、ちょっと気怠く、そしてソウルフルなシャウトも交えながら淡々と流れるボーカルがとても気持ちいいナンバー。この曲だけ欲しくてiTunesMusicStoreで待ってるんですけど、AVEXだからか、なかなかアップされないのが×××なんよねー。山下達郎氏がいつかカヴァーしそうに思えて仕方ない楽曲なのですが、もしかしたらもうしてたかな?
♪from Lyrics
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BUGGLES
ニューウエイブというカテゴリーのサウンドが70年代末~80年代にかけて一気にブレイクしました。79年に大ヒットしたこのバグルスの「ラジオスターの悲劇」はその先駆け的なナンバーだったと思います。当時はラジオといいお店といい飲み屋といい本当によくかかってました。ニューウエイブ系の音楽は全般に無機質&無表情のリズム重視のバンドが多かったのですが、この曲はメロディラインがどこかノスタルジックで、タイトルに合わせた60年代風のラジオ的なサウンドエフェクトと相まってちょっと温かみが感じられるところが特徴でした。メンバーの一人であるトレヴァー・ホーンは、このプロジェクトの後にもプロデューサーとしてUKサウンドシーンで大活躍されたようですね。サーフィンがブームだった頃なので僕も人並みに海へよく行ってたんですが、道中のクルマでもよく聴いた懐かしいナンバーです。
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Adrian Gurvitz
ブリティッシュロッカーとして活躍してきたギタリスト、エイドリアン・ガービッツが79年に放ったスマッシュヒットアルバム「甘い復讐」収録の一曲です。このアルバムの中ではアンタッチャブル・アンド・フリーやウェイ・アイ・フィールの方が有名だと思いますが、僕はこの曲がとても好きで、当時乗ってたシルバーのアコードのカセットが擦り切れるほどホントによくクルマの中で聴きました。特にタイトル部分の「プルリルラビラハーガール、プルリルラビラハ」というコーラスを聴くと、深夜に一人よく走った鴨川沿いの道路が瞼に浮かんできます。邦題が「心のすきま」というんですが、スローテンポな美しいメロディにのったファルセットボーカルが、それこそ心の隙間に入ってくるような感じの佳曲です。時はAOR隆盛期でソフト&メロウのブームにのってヒットしたアーティストですが、アレンジやメロディ、ギターサウンドなど一定水準以上の楽曲が並んでいて、一過性のブームで語れないような名盤だったと思います。80年代以降はアメリカに移り、コンポーザーとしてスティーブ・ペリーやREOスピードワゴンに曲を提供したりして、しっかり今も活躍されてるようですね。
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Paul Rodgers
バッドカンパニーは以前に書きましたが、ソロシンガーとしてのポール・ロジャースの作品から、彼が敬愛するブルースの巨星マディ・ウォーターに捧げたアルバムのタイトルチューンです。このアルバムへの彼のパワーのかけ方は生半可ではなかったというのは、ゲストとして招かれたギタリストの豪華な面々から一目瞭然ですね。ジェフ・ベックを筆頭にギター小僧垂涎のラインナップですが、おやっと目がとまるのはまずリッチー・サンボラで、ポール・ロジャースとボンジョビという意外な交友関係を想像すると楽しいものがあります。それから、やはりブライアン・メイ。昨年電撃的に再結成されたクイーンのボーカリストとしてポール・ロジャースが迎えられれたのは記憶に新しいところ(どちらかというとクイーンの人たちが彼とやりたかったという感じ?)ですが、伏線はこのアルバムにあったのかな、などと思いながらちょっと探していたら超お宝映像を見つけてしまいました!このページの最下部にあるリンクから、2004年11月に行われたHall Of Fameの授賞式でのポール・ロジャース&クイーンのライブをタダで見ることができます(ネットってやっぱり素晴らしいなあとつくづく思います)。で、見てみると、パフォーマンスはPCの小さな画面でも会場の興奮がビンビン伝わってくる鳥肌モノの完璧さで、ポール・ロジャースの艶のある伸びやかな声がまるでひとつの楽器のように心地よく響き渡り、魂をロックしてくれます。かつてストーンズやパープルからの誘いを断って自身の音楽を追究しただけあって、超一級品のロックとはこういうボーカルなんだなと心服してしまいます。すっかり温厚な顔つきになられたブライアン・メイがとても嬉しそうにノリノリでプレイしてるのもほほえましい。偶然見つけた映像に興奮してクイーン話ばかりになってしまいましたが、このアルバムは一曲々々というより全体を通じて彼のブルースとロックへの深い思い入れというか慈しみが滲み出ている名盤というのは承知のうえで、オープニングのアコスティックナンバーの静かなエネルギーが好きなのでこの曲を挙げさせていただきました。昔から女性コーラスの使い方もカッコいいなと思ってたんですが、この曲でも見事なアレンジで聴かせてくれるのもうれしいです。
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