2005年4月の記事一覧

I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me)

Whitney Houston
かわいいホイットニーの魅力全開の元気いっぱいのナンバー。楽曲、ボーカルともこれぞポップス!という87年のセカンドアルバムに収録されています。デビューアルバムが大ブレイクした彼女の明るく可憐な良家風イメージはこの曲で決定づけられたように思います。なんと言っても、ディオンヌ・ワーウィックの姪御さんでアリサ・フランクリンがお母さんのお友達という、超サラブレッドですから。デビューヒットのグレイテスト・ラヴ・オブ・オールではその歌詞と神々しいまでの歌唱力でノックアウトされましたし。ところがボビ男くんの奥さんになったときには「ハー、やっぱり男と女はわからんだべ」と思ったものです。二人で来日した際、首都高速走行中にリムジンの中で喧嘩になって、怒った彼女が窓からン百万円の指輪を投げ捨てたとのエピソードは微笑ましい(羨ましい)ものでしたが、2000年にマリファナでお縄ちょうだいとなったのはちょっとイメージが違うかな?という感じ....まあ、歌唱力のあるカリスマボーカリストとしては当たり前の出来事かもですが。この曲がヒットしてた頃勤めていた会社の事務の(かわいい)お姉さんが「ホイットニーのCD買ったの」とか言って喜んでいたのを妙に思い出します。

♪from Lyrics Search Engine

Whitney
Whitney Houston

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Smooth

SANTANA
70年代初めにラテンロックなるジャンルを確立したカルロス・サンタナ率いるユニットSANTANAの2000年の大ヒットであり、グラミーを獲得したアルバムのハイライトナンバーでもあるスムースです。ギターをつま弾きだした中学生の頃から知ってる人なもんで、そろそろ21世紀かという頃にまだ現役バリバリでグラミー受賞というニュースを聞いたときは、すごいというより何かピンときませんでしたが「どんなもんじゃい?」とCD買って聴いたときには、その濃さにうなりました。歳とってなお盛んというと変ですが、このエロティックなサウンドは何なんだという感じ。やっぱりこの人のギターは凄まじいパワーを生み出すんですねぇ、チョーキングも彼独特の金属テイストで気持ちいいっす。クラプトンも参加してるということでギターもリズムも堪能できるアルバムでした。こういうコンテンポラリーなサンタナもいいけど、ブラック・マジック・ウーマンや哀愁のヨーロッパ等の昔のナンバーももちろんグッドで、いつまでもぎんぎんのサウンドを聴かせて欲しいと思います(哀愁のヨーロッパは高校生の頃やってたバンドのリードギターY君が執拗に弾いていたなあ、懐かしい!)。

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Supernatural
Santana

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It's So Easy

Linda Ronstadt
70年代のアメリカの歌姫とくればリンダ・ロンシュタットということで異論はあまり無いように思います(ちなみには80年代はマドンナかホイットニー・ヒューストンかが難しい!)。ホテル・カリフォルニアの2コーラス目に出てくる「メルセデスに乗ってて、とってもカワイイ声をしてて、すぐに友達を呼びつける彼女」はきっとこの人がモデルだとも思います。ということでデスペラードも捨てがたいのですが、77年のヒットナンバーからイッツ・ソー・イージーを。これってバディ・ホリーのカバーだったというのは知らなくって、自信たっぷりの迫力ボーカルと相まっててっきり彼女のオリジナルだと思ってました。姫は姫でも西海岸のゴッドねえちゃん的存在で、その時々に勢いのあるコンポーザーの曲を採り上げてきたというのは有名ですが、こういう大御所の曲も歌ってたんですね。社会人現役ベーシストのA君が最近仕入れたDVDで彼女とイーグルスが共演してるシーンがあって、我々の世代には超お宝映像でした、A君ありがとう!ところで、このアルバムと前作のHasten Down the Windのジャケット、なんで2枚続けて下着なのかしらん?

(この曲が無かったので↓こちらの名曲を)
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Simple Dreams
Linda Ronstadt

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(↓これも何故下着か?)
Hasten Down the Wind
Linda Ronstadt

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Call Me

BLONDIE
史上最も魅惑的でポップなパンクバンド、ブロンディ。コール・ミーはタイトなサウンドと挑発的なボーカルが心地いい80年のヒットナンバーであり、リチャード・ギアがブレイクした「アメリカン・ジゴロ」の主題歌でもありました。当時の青少年なら誰もがうっとりとしてしまったデボラ・ハリーのキャラクターがやっぱり強烈ですが、パンクロックのみならずディスコ風やレゲエ風などのバリエーションで聴かせてくれたりして音楽的にもチャレンジャーでした。98年に再結成されてたようで全然知らなかったのですが、40代(多分)のデボラ・ハリー、見たいような見たくないような複雑な気持ちになります。

♪from Lyrics Search Engine

Autoamerican [Bonus Tracks]
Blondie

Capitol 2001-09-11
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Celebration

KOOL & The GANG
クール・アンド・ザ・ギャング81年のヒットナンバーで、今でも例えばMLBやNFLなどの試合中のちょっとしたブレイクタイムで流れたりするセレブレーション。CoolではなくKoolで(タバコのクールと同じ)これはリーダーのニックネームからのようです。野球で例えるのも変ですがアース・ウインド・アンド・ファイヤーがジャイアンツなら彼らはタイガースといった感じで、正統派カリスマアーティストがいたかいなかったかの差はあるものの、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの流れを汲むホーンオリエンテッドの賑やかファンキーソウル的なジャンルは両者によって確立されたように思います。ちょっと宗教的な匂いもするアースと違い、クール・アンド・ザ・ギャングの場合はこの曲に代表されるような聴いていて理屈抜きに楽しめるサウンドが身上で、パーティーサウンドとも評されるこういうナンバーを例えば誕生日なんかに大音量で聴くのもいいもんです。また、バラードも上手かったのもアースと同様ですが、JoannaとかCherishとか甘め(この頃の表現で言えばスイート&メロウ)だったのも彼らの特徴でこのあたりもやっぱりパーティサウンドだったわけですね。

The Very Best of Kool & the Gang
Kool & The Gang

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Lost in Love

AIR SUPPLY
高ーいキーのぬけるようなボーカルと独特の清涼感たっぷりサウンドで、80年発表当時サーファー必携ナンバーとなったエア・サプライのロスト・イン・ラブ。海→青空→ピーカンという連想ゲームのようなイメージを聴くものに与えてくれたバンドで、第一次オージー・インベンジョン(というコトバはないかもですが勝手にこう呼びます)の中心的存在でもありました。とにかく澄んだ美しいボーカル&コーラスが特徴の人たちで「ペパーミント・サウンド」という呼ばれ方もしていましたが、それ故ちょっと軟弱な感じも否めず、アーティストとして語られることはあまり無かったように記憶しています。よくクルマでかけて聴きましたが、開放的でお気楽なサウンドは、平日ではなく休みの日にやっぱり海へでも行くときにばっちりハマった佳曲でした。

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Lost in Love
Air Supply

Arista 1990-10-25
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Against the Wind

Bob Seger
渋い!なんといってもこの人は声ですね。アメリカ中西部の匂いがプンプンするシンガーソングロンクンローラー、ボブ・シーガー80年のアゲンスト・ザ・ウインドです。邦題の「奔馬の如く」も上手い。バックボーカルにグレン・フライ、ドン・ヘンリーの両巨頭とともにティモシー・シュミットも参加していて、この当時のロックシーンの良さというかアメリカンロックが黄金期だったんだということをあらためて実感します。「流れ者のような過去を乗り越え、俺はまだ風に向かって走ってるんだぜィ」とみたいなメッセージを、このようにカッコよく音楽で表現できるところがボブ・シーガーの素晴らしさで、大学生の頃に聴いて元気づけられた曲なんですが、今のこの歳で聴いても深い。2004年にジャクソン・ブラウンやZZトップなんかと共に無事ロックの殿堂入りされたようでよかったです。

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グレイテスト・ヒッツ
ボブ・シーガー

東芝EMI 1994-11-30
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About

好きな洋楽ナンバーについて感想を綴ったブログのアーカイブです。2004年から2005年にかけては一日一曲アップしてましたが、その後飛び飛びになってフェードアウト...現在は各曲のYoutubeムービーのリンク切れだけをたまーにメンテナンスしていますが、新しい記事のアップは休止中です。

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