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Songs for ちょっとヘコんだとき

The Show Must Go On

THREE DOG NIGHT
ビートルズがロックミュージックの方向性を確立させた60年代を受け、70年代はさまざまなスタイルのバンドや音楽が乱立してとにかく新しい音楽を創作しようというクリエイティビティが爆発した時代だったと思うのですが、中でもブルーアイドソウルの元祖とも言えるスリー・ドッグ・ナイトは特に異彩を放っていた存在だったと思います。なんせ7人編成のうち3人がボーカルでそれも男性ばかりというだけで充分インパクトがあるし、当時のロックバンドでこんなにも大胆にホーンセクションをフューチャーしてヒットを飛ばすというのもあんまり無かったように思います。このショー・マスト・ゴー・オンは僕が中学生の頃ABCラジオの「ヤングリクエスト」でよく流れてました。アレンジやメロディそしてボーカル(歌い方)がドラマティックでイントロのアレンジなんかが大時代的な雰囲気で賑やかな曲なのに、聴いてるとだんだんと切なくなるのが印象的なナンバーなんです。

20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Three Dog Night
Three Dog Night

MCA 2000-05-16
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We Built This City

Starship
ジェファーソン・エアプレイン→ジェファーソン・スターシップ→スターシップ、と人間関係や権利関係で変遷をとげてきた老舗大御所バンドの終末期(失礼!)のヒットナンバーです。元々はサンフランシスコのあのフラワームーブメント時代にサイケバンドとしてスタート(映画フォレストガンプのこの時代のBGMでも使われてましたね)したというくらいの由緒正しいアーティスト。後のAORブームでヒットを飛ばしたマーティ・バリンが創始者というのも僕らの世代にはある種の驚きです。とはいうものの、この「シスコはロック・シティ」は、そういうベテラン的態度が微塵も感じられない若々しいポップ・ロックで大好きです。原題とは関係ないのに邦題にサンフランシスコが入ってるのは、深慮かはたまたご愛敬か?

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B00009B88ZGreatest Hits [Brilliant]
Starship

Brilliant 2003-07-21
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B000666Q24フォレスト・ガンプ 一期一会
トム・ハンクス ロバート・ゼメキス サリー・フィールド ロビン・ライト

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2004-11-26
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Sunshine of Your Love

CREAM
66年からのわずか数年あまりの活動でしたが、ロック史上に燦然とその名が輝くクリームの67年のヒット、サンシャイン・ラブです。当時は小学校1年生だったのでリアルタイムでは知らないのですが、その後中学~高校期にギターやバンドをかじっていた時期にいやがおうにも伝説的バンドとして知りました。ちょっとジャジーなブルースロックのこのナンバー、ギター&ベースリフとドラムの絡みが最高にカッコいいやはり60年代ならではの名曲です(リフはお約束でコピーしましたよね?)。若い時期から枯れたクラプトンのボーカルも味があっていいし。プロデュースがあの竹田和夫率いるクリエイションとのセッションでも有名なフェリクス・パパラルディなんですよね。1993年にロックの殿堂入りも果たしたクリーム。ロックの歴史が必然的に我々に見せてくれたバンドだったということでしょうか。

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B0000067L6Live Cream, Vol. 2
Cream

Universal International 1998-04-07
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San Francisco

Scott McKenzie
67年、フラワー・ムブメント真っ盛りのサンフランシスコのテーマソングとなった「花のサンフランシスコ」です。反戦歌ということで時代を象徴するようなナンバーですが、他の同じような曲(例えばジョン・レノンとか)に比べると、サウンドやメロディがのどかでこのあたりが60年代の良さのように思います。当時は小学校1年生だったのでリアルタイムでは知らないのですが、後年(多分中学2年くらいの頃)にこの曲を聴いたときから、明るいけれど何となく切ないメロディラインはずっと心に残ってる、メッセージ以前に楽曲として僕にとっての名曲のひとつです。スコット・マッケンジーについてはこの曲しか知らないのですが、その後どうなされてるんでしょう?

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B00080CPP0Superhits
Scott McKenzie

Sony 2005-05-02
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Mr.Bojangles

Jerry Jeff Walker
サミー・デイビスJrの十八番中の十八番であり、ボブ・ディラン、ニルソン、ジョン・デンバー、日本人でも森山良子さんなど数多くのビッグネームがカバーしているミスター・ボージャングル。うろ覚えなんで勘違いかも知れませんが、この曲を初めて聴いたのは子供の頃に「夜のヒットスタジオ」の特別ゲストで出演したサミー・デイビスJrの歌だったように記憶しています。曲名を知らなくても、このメランコリックなミドルテンポの名曲は誰もが一度は耳にしたんじゃないかなと思うほど有名ですが、ジェリー・ジェフ・ウォーカーという人については僕は殆ど知りませんでした。プログレッシブ・カントリーというジャンルのパイオニアらしく、60年代から70年代にかけて活躍した人のようです。歌詞の内容は、老いぼれたボードビリアンの人生を物語り調に綴ったもので落ちぶれてしまうボージャングルのダンスをjump so high...と歌うパートが何かとても切ないんですよね。モデルとなった人物が実際にニューオーリンズにいたようで、そんなバックグラウンドが曲の味わいを深くしているのかなと考えてしまいます。

(↓John Denver版ですが)
♪from Lyrics Search Engine

Mr. Bojangles
Jerry Jeff Walker

Rhino 1993-12-14
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Have You Ever Seen The Rain

CEREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
かなり前に(多分)GパンのCMで使われていたと思うのですが、70年代前半に活躍したアメリカンロックの源流的バンドのひとつCCRの大ヒット曲であり彼らの代表曲です。活動エリアが西海岸なわりには、R&Bやサザンっぽい雰囲気を持ってる感じがしていたのですが、ボーカルのジョン・フォガティが南部出身とのことで、ちょっと無骨な感じのするサウンドはそういう背景が影響してるのかどうか、アレンジやギターの音がとにかく男っぽいナンバーで、その辺がまたこの人たちの魅力です。ディテールですいませんが、この曲のサビの最後で入るベースのフィルがなんとも効いてて好きなんです。パンクのラモーンズがカバーしているのが意外な感じですが、これも名曲ゆえですね。

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Pendulum
CCR ( CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL )

Fantasy 1990-10-25
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You Really Got A Hold On Me

Smokey Robinson
80年代にファルセットが美しいBeing With Youのスマッシュヒットで健在ぶりを見せてくれたモータウンの大御所スモーキー・ロビンソン。これはぐっとさかのぼって60年代初頭、ミラクルズ時代のナンバーです。多くの人がカバーしてますが、僕はビートルズでこの曲を知りました(With The Beatles収録でビートルズのナンバー中唯一ジョンとジョージがリードボーカルをとってます)。デビュー当時の曲なので、後年ソロとなった彼の代名詞ともなった「メロー」なボーカルではありませんが、独特の切ない曲調はこの時代からのもので、特にTighter!というシャウトの部分が何とも言えず大好きなんです。シンプルなアレンジも初期モータウンの香りがプンプンでGOOD。ギターでよく練習して、今でもソラで弾ける(といってもたいしたもんじゃあございませんが)数少ない曲のひとつです。

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Tears of a Clown
The Miracles

Orpheus 2002-06-04
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Don't Look Back in Anger

OASIS
激しいギターと美しいメロディーで聴く者の魂を揺さぶる、90年代の音楽シーンのカリスマ的存在オアシスの名曲です。この曲収録の(What's the Story) Morning Gloryは「捨て曲がない」と評価されるあまりにも名盤。ビートルズと比較されるビッグバンドですが、リーダーのリアム・ギャラガーがビートルマニアらしく、そういえば初期ビートルズ(A Hard Day's NightのB面の頃)の荒削りな中にもメロディアスな感じに少し似てるかも。聴いてるとなんか勇気が出てくる、そんなバンドです。

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(What's The Story) Morning Glory?
Oasis

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1995-10-03
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Hot Legs

Rod Stewart
見るからに気障なんだけどカッコよくてハマってる、元祖スーパースターロッド・スチュワートのご機嫌なストレートロックンロール。墓堀り人夫のバイトをしながら成り上がったというようなサクセスストーリーもありましたが、全然しみったれた感じがしない、女にモテモテのブロンド兄ちゃんでした。今でこそバラードのイメージがある大御所ですが、この後のBlondes Have More Funにかけての頃のロッドは、本当に威勢がよくて飛ぶ鳥を落とす勢いだったように思います。このナンバーは高校生の頃によくプロモーションビデオを見ましたが、バックバンドの東洋系ベーシストが楽しそうに弾いてるのが印象的でした。とにかく明るく楽しい、ポップなロックです。

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明日へのキック・オフ
ロッド・スチュワート

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No Woman, No Cry

Bob Marley & The Wailers
巨人ボブ ・マーレーの代表作。美しいスローナンバーで、いつ聴いても心が和みます。歌詞の意味を知らなくても、メロディとボーカルで泣かせるのが名曲なところで、名曲ゆえ、多くのカバーがありますが、日本人のならネーネーズが歌うウチナンチュ ・バージョンがとっても良くて、やっぱりこれって島唄なんだなあ....って感動します。ライブ盤はロンドンで行われた歴史的なセッション収録ということで、ベスト的なラインナップでもあり、なかなかお買い得でした。

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Live!
Bob Marley & The Wailers

Tuff Gong
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About

好きな洋楽ナンバーについて感想を綴ったブログのアーカイブです。2004年から2005年にかけては一日一曲アップしてましたが、その後飛び飛びになってフェードアウト...現在は各曲のYoutubeムービーのリンク切れだけをたまーにメンテナンスしていますが、新しい記事のアップは休止中です。

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