2006年1月の記事一覧

Faith

George Michael
80年代前半に人気爆発したポップデュオ、ワムを解消したジョージ・マイケルが87年に放ったナンバー。この曲はイントロのギターのカッティングと、彼のイヤらしい...ではなくセクシーな声が全てと言っても過言ではない。とにかくカッコいーい、気持ちいーいサウンドです。ワム時代に大阪府立体育館で行われたコンサートに行きましたが、当時はアイドル路線真っ只中だったんで「ジョ~ぉージぃイ!」とか「あァんディー?!」とかの金切り声ばっかり、そのうえ、客層に合わせてか中間で「ワムのビデオクリップコーナー」みたいな大画面で延々プロモビデオ見せられたりして、アーティストのライブに行った感じがしなかったのですが、クラブ・トロピカーナなどで当時から見せていた「ラテン+ブラック」的なスタイリッシュな音楽性の片鱗が、この曲収録の同名アルバムで花開きました(グラミーも受賞)。ブラックといえば、あらためてアルバムを通して聴いてみると、どこかマイケル・ジャクソンに通じるようなノリ&声の出し方で、こちらが「本家白いマイケル」って感じ?

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Faith
George Michael

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Conga

MIAMI SOUND MACHINE
アメリカの音楽シーンにおいて大きなリスペクトの対象となっている女性ボーカリスト、グロリア・エステファン。キューバ移民から身を興して成功への糸口を掴んだ努力、順調にスーパースターへの階段を駆け上る途中で降りかかった瀕死の交通事故からの奇跡的な生還、その後の着実な活動など、アメリカ人の好みそうなサクセスストーリーのヒロインそのものですが、当然そのようなバックブラウンドは枝葉の話で、カリビアンならではの生命力を感じる圧倒的な歌唱力こそが彼女の最大の魅力であり、そのボーカルを余すところなく堪能させてくれるのがマイアミ・サウンド・マシーンというバンドだったと思います。いきなり速射砲のようなコーラスで始まり、ラテンビートのパーカッションやホーンが小気味よく効いたダンサブルなサウンドにのって、エネルギッシュな彼女のボーカルが心地よく流れていく....86年発表のコンガを初めて聴いたときに感じた高揚感は今でも覚えています。スペクタクルなサウンド、という表現があるとすればマイアミ・サウンド・マシーンはまさにそのものでした。グロリア自身は現在はソロボーカリストとしての活動がメインとなっていてキューバでも凱旋コンサートを開いたりしたようですね。

Primitive Love
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好きな洋楽ナンバーについて感想を綴ったブログのアーカイブです。2004年から2005年にかけては一日一曲アップしてましたが、その後飛び飛びになってフェードアウト...現在は各曲のYoutubeムービーのリンク切れだけをたまーにメンテナンスしていますが、新しい記事のアップは休止中です。

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