THREE DOG NIGHT
ビートルズがロックミュージックの方向性を確立させた60年代を受け、70年代はさまざまなスタイルのバンドや音楽が乱立してとにかく新しい音楽を創作しようというクリエイティビティが爆発した時代だったと思うのですが、中でもブルーアイドソウルの元祖とも言えるスリー・ドッグ・ナイトは特に異彩を放っていた存在だったと思います。なんせ7人編成のうち3人がボーカルでそれも男性ばかりというだけで充分インパクトがあるし、当時のロックバンドでこんなにも大胆にホーンセクションをフューチャーしてヒットを飛ばすというのもあんまり無かったように思います。このショー・マスト・ゴー・オンは僕が中学生の頃ABCラジオの「ヤングリクエスト」でよく流れてました。アレンジやメロディそしてボーカル(歌い方)がドラマティックでイントロのアレンジなんかが大時代的な雰囲気で賑やかな曲なのに、聴いてるとだんだんと切なくなるのが印象的なナンバーなんです。

20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Three Dog Night
Three Dog Night

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