水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内
日本産科婦人科学会による解説資料です。妊娠中の方や授乳中の方が「1kg 当たり200 ベクレル前後の放射性物質を含む水道水」を摂取した場合の健康への影響についての見解がまとめられています。「100 ミリシーベルト未満の胎児被ばく量は妊娠継続をあきらめる理由とはならない」など、数字をベースにした所見と、妊産婦の方への留意事項が記載されています。
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce_20110324.pdf(PDF資料)
以下は上記資料ページからの引用です。
.....これらを総合すると、現時点では妊娠中・授乳中女性が軽度汚染水道水を連日飲んでも、母体ならびに赤ちゃん(胎児)に健康被害は起こらないと推定されます。また、授乳を持続しても乳幼児に健康被害は起こらないと推定されます。
...しかし、胎児・乳幼児は成人に比べ被曝の影響を受けやすいとされており、被曝は少ないほど安心です。したがって、軽度汚染水道水以外の飲み水を利用できる場合には、それらを飲用することをお勧めします。.....
また、下記の日本産科婦人科学会の「東日本大震災に関わるお知らせ」ページには、上記資料の他にも妊産婦の方と震災に関連する行政情報などの資料が掲載されています。
東日本大震災に関わるお知らせ
http://www.jsog.or.jp/news/shinsai_index.html