DEEP PURPLE
70年代の全盛期に既にその存在が伝説となり、メンバーチェンジを繰り返しながら燃え尽きたディープ・パープル。ツェッペリンとともにハード・ロックという言葉を生み出したといえる彼らの代表曲はやっぱり72年発表のハイウエースターを挙げたいです。伝説的に語られるバンドの場合、メンバーチェンジや音楽性の変化を「第○期」というように表現しますが、このナンバーはディープ・パープル第2期のナンバーであり、この時期を黄金期とするファンのカリスマであるイアン・ギランのボーカルが炸裂しリッチー・ブラックモアのギターが唸りをあげながら酒池肉林的サウンドで押しまくる、まさにハード・ロックの原点であり古典であり聖域であるような、つまりハード・ロックの代表曲ですね。冷静なリズムセクション2人と、ギターに絡むでもなく唯我独尊的なジョン・ロードのキーボードもいい味を醸し出していて、「紫の炎」以降のちょっとブルージーなパープルもいいけど、やっぱりこの時期が黄金期なんでしょう。80年代半ばに第2期のメンバーで再結成されてましたが、時代背景の違いもあり往年のようなプレゼンスがなかったのがちょっと寂しい。大学時代、ソレックス2発のGTOに乗ってた名古屋出身のM先輩が「高速でこの曲をかけるとたまらんだぎゃあ」みたいに飛ばすのがとっても怖かったのを思い出すナンバーです。
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