Michael Franks
昨日分がジプシー・キングスだったのとは無関係ですが、今日は77年のマイケル・フランクスのアルバム「スリーピング・ジプシー」からのヒットナンバー「アントニオの歌」です。いわゆるAOR系の人でサウンド的にはフュージョンでありセールスプロモート的にはソフト&メロウという、この時期以降の音楽シーンを先取りしたようなスタイリッシュな楽曲で、渋い声で気怠く囁くように歌うボーカルがバックのジャズ+ボサノバ風のアレンジと重なって、まさに大人向けのセクシーな一曲ですね。バックミュージシャンが超豪華で、ジョー・サンプル、ラリー・カールトン、デビッド・サンボーンなどジャズ/フュージョン界の大物がずらりの贅沢なアルバム。ちなみにアントニオさんとはボサノバ生みの親といわれているアントニオ・カルロス・ジョビン氏のことだそうです。日本車を外国に売りまくっている友人のM社長ととあるバーで音楽談義してた際に「アントニオの歌、よかったなぁ」とぽつりと言ってたのを思い出しました。
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