Ray Parker Jr. & RAYDIO
レイ・パーカーが81年に放ったメロウな大人のシティポップ、ウーマン・ニーズ・ラブ。当時のAORブームの中、雰囲気のあるボーカルとライトなアレンジが印象的でスマッシュヒットしましたが、この人の場合はやはりその「声」に尽きるでしょう。ちょっと鼻にかかったようでいて太さのあるシルクのような声がこの曲を名曲にしたと思います。もともとスタジオ・ミュージシャンからスタートしたキャリアの中で、この時期は自分のバンドで活躍しましたが、平行してシェリル・リンやダイアナ・ロスの活動もサポートしていたようです(そういえばアメ村にあるロックバーにシェリル・リンと来店して2ショットの写真が飾ってあったっけ)。で、あの「ゴーストバスターズ」がかえすがえすも悔やまれます、なまじ大ヒットしちゃったもんだから余計に。その後失速してしまって名前を聞かなくなり残念だなと思ってたのですが、なんと今月東京ブルーノートに来演したクルセイダーズのサポートギタリストとして来日されてたようですね。なんか嬉しいな、やっぱりミュージシャンとしてのセンスはただ者じゃないはずですし。
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