Earth Wind & Fire
77年、僕が高校生の時に一大旋風を巻き起こしたアース・ウインド&ファイアーの代表曲です。邦題の「宇宙のファンタジー」というコトバがその音楽性と相まってとても印象的ですぐに覚えた記憶があります。サウンドは、とにかく強烈なインパクトがありました。70年代のソウルミュージックを代表するアースですが、その音楽性を「ソウル」という一言で語るにはあまりに難しい。R&B、アフリカン、ラテンというような多様なテイストを織り込んで生み出されるグルービーサウンドは、やはり言葉では表現不可能な感じがします。ドラマティックに始まるイントロも感動的ですし、セクシーなリズムセクションと眩しいホーンセクションに乗って響き渡る、透き通るようなファルセットのフィリップ・ベイリーのソロと、分厚い3声コーラス。あまりに気持ちがよくて「テラピー効果があるのでは?」と思ってしまいます。彼らのナンバーではセプテンバーなどのアップテンポももちろんGOODですが、バラードも出色で、特にデビッド・フォスター作のAfter The Love Is Goneは不朽の名パフォーマンスといえるでしょう。この時期、ディスコブームの中にあっても他のソウル系とは一線を画す風格が当時から漂っていた、まさにスーパーバンドの名がふさわしい人たちです。
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