FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD
「ラジオスターの悲劇」以降パッとしなかったトレヴァー・ホーンがプロデュースしたコンセプチュアルなプロジェクト、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド。83年に大ブレイクしたリラックスは、イントロから続く金属的なグルーヴ感と当時のエッセンスを全部詰め込んだようなサウンドで、一気にチャート1位に駆け上がりました。音楽だけでなくビデオクリップやファッションも一大ブームになって、大げさに言えば一種の社会現象のような感じだったのですが、出てきたときと同じように知らない間にフェイドアウトしてしまって、一体あのブームは何だったんでしょうね?楽曲自体はメロディやリズムではなくサウンドで聴かせる典型で理屈抜きにカラダが動く系だと思いますが、だからと言ってモチロン悪いはずはないゴキゲンな一曲でした。
![]() | Relax [#1] Frankie Goes to Hollywood Atlantic 1994-04-07 売り上げランキング : 31,621 Amazonで詳しく見る by G-Tools |